マイホームを購入したいと思ったときは、住宅ローンの利用を検討しますよね。
住宅ローンを利用するときはいくらかの頭金を入れて借りるのが一般的ですが、頭金なしでも借りられるのか気になるところでしょう。
そこで今回は、マイホームの購入を検討中の方に向けて、住宅ローンを頭金なしで借りるメリット・デメリットを解説いたします。
ぜひ、参考にご覧ください。
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弊社へのお問い合わせはこちら住宅ローンは頭金なしでも大丈夫!頭金とは?

これから初めてマイホームを購入する場合は、そもそも頭金とは何かを詳しくはご存じない方もいらっしゃるでしょう。
頭金とは、家を購入する際に、物件価格の一部を自己資金から現金で支払うことを指します。
頭金を先に支払うことで、住宅ローンの借り入れ額を減らすことができます。
たとえば、3,000万円の家を購入する場合は頭金を300万円支払えば、住宅ローンの借り入れ額は2,700万円で済みます。
頭金はいくら必要?
頭金の額は購入する物件の価格にもよりますが、一般的には物件価格の10%~20%ほどです。
ちなみに、2020年度の住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」によると、頭金の平均額は約200~760万円という結果でした。
頭金の額は、貯蓄の額や住宅ローンの返済期間を考慮したうえで決めると良いでしょう。
頭金なしでも大丈夫?
もちろん、頭金なしでも住宅ローンを利用して家を購入できます。
近年は、頭金なしで家を購入する方も増えました。
それは、昭和のバブル時代と違って現在は低金利のため、住宅ローンを利用するハードルが下がったからでしょう。
実際に、住宅金融支援機構の「民間金融機関の住宅ローン金利推移(変動金利等)」を見ると、1984年に年間で約8%だった変動金利が2022年8月現在では約2.4%まで下がっていることがわかります。
低金利で住宅ローンを利用すると、頭金を入れる場合と入れない場合の総支払額にあまり差が出なくなります。
たとえば、物件価格3,000万円、住宅ローンの条件が金利年1.79%、返済方法は元金均等、返済期間は35年で購入する場合は、頭金なしで住宅ローンを利用すると、総支払額は3,942 万円です。
頭金300万円を出した場合は、3,548 万円になります。
差額は394万円となり、頭金の300万円を引くと94万円ほどしか差がありません。
さほど差が出ないとなると、手元に資金を残して資産運用や急な出費に備えておきたいという方も多いです。
とくに、20代~30代の若い世代ほど頭金なしで住宅ローンを利用する方が多い傾向にあります。
住宅ローンを頭金なしで組むメリットとは?

頭金のことがわかったところで、住宅ローンを頭金なしで利用するメリットについても気になるところでしょう。
頭金なしで利用する主なメリットは以下の3つです。
メリット①現金を手元に残せる
頭金は自己資金から現金で支払うことになるため、手元の貯蓄が減ることになります。
手元の資金が減ると、急な出費が出たときに苦労することになりかねません。
たとえば、病気やケガなどの医療費や子どもを妊娠したときの出産費用など、生活していくうえで急遽必要となる費用は残しておいたほうが安心です。
また、現金が手元にあると子どもの教育費や旅行・趣味などにお金を使うこともできますね。
家を購入するときは、頭金だけでなく諸費用も現金で支払う必要があります。
諸費用とは登記費用や税金などを指し、新築で物件価格の3~7%、中古で6~10%ほどかかります。
そのため、頭金なしで住宅ローンを組むと、余裕をもって諸費用を現金で支払うことができますね。
メリット②欲しい家がすぐに買える
頭金を貯めてからマイホームを購入するとなると、時間がかかってしまいます。
その点、頭金なしであれば理想の家をすぐに購入することができますね。
とくに、人気の家は早く申し込みをおこなわなければ、すぐに別の方に買われてしまいます。
ライフスタイルによっても、家を購入したいタイミングは変わってくるでしょう。
頭金を貯める間に賃貸物件に住み続ければ、その分家賃もかかってしまいます。
家賃で支払う分を住宅ローンの返済に充てれば、理想の家に住みながら生活することができますね。
メリット③住宅ローン控除を活用できる
頭金なしで住宅ローンを利用した場合、物件価格によっては、頭金ありの場合よりも住宅ローン控除を活用できる可能性があります。
住宅ローン控除とは、その年の住宅ローン残高の0.7%が13年間にわたって所得税等から控除されるという減税制度のことです。
頭金の金額分を住宅ローンで借り入れると、税金の控除を最大限に活用でき、節税効果が期待できるでしょう。
ただし、住宅ローン控除が適用される要件は、購入者の所得額や購入する住宅によっても異なります。
住宅ローン控除を活用するための細かい条件については、国税庁や税務署のホームページでご確認ください。
住宅ローンを頭金なしで組むデメリットとは?

反対に、住宅ローンを頭金なしで組むデメリットは何でしょうか?
住宅ローンを頭金なしで組む主なデメリットは、以下の3つです。
デメリット①住宅ローン審査が厳しい
住宅ローンを頭金なしで組むと、当然ですが借り入れ額が高くなります。
借り入れ額が高いと、貸す側の金融機関にとってもリスクが高いため、きちんと返済できるかどうかを慎重に審査されます。
たとえば、収入は安定しているのか、年収に対する借り入れ額は適切かどうかなどを厳しく審査されるでしょう。
一般的に、年間のローン返済額に対する年収の割合(返済負担率)が25%以内であれば審査に通りやすいです。
しかし、頭金なしで住宅ローンを利用すると返済負担率は高くなり、審査に通りにくくなってしまいます。
頭金なしで住宅ローンを利用しても、無理のない返済ができるかどうかしっかりと資金計画を立てたうえで申し込むと良いでしょう。
デメリット②適用金利が上がる
金融機関によっては、頭金なしで借り入れると適用金利が上がる場合があります。
たとえば、1割の頭金を出した場合は年1.5%、頭金なしの場合は年1.7%と、頭金ありと比較して頭金なしのほうが金利を高く設定されます。
それは、金融機関にとって頭金なしで住宅ローンを借りられると、月々の返済が増えて貸し倒れのリスクが高くなるからです。
また、変動金利で借りた場合は、金利が上昇するリスクもあります。
借り入れ金額が大きいほど、金利上昇による経済的負担も増えるでしょう。
そのため、金利負担についても十分に考慮したうえで住宅ローンの借り入れ額を決めることが大切です。
デメリット③返済期間が長い
頭金なしで住宅ローンを利用した場合、返済期間も長くなることが多いです。
たとえば、35年の返済期間で住宅ローンを組んだ場合、35歳の時に契約すると、返済が完了するときには70歳になってしまいます。
65歳で定年退職をした場合は、その後の収入が不安定になるため月々のローン返済が苦しくなってしまう点がデメリットでしょう。
もちろん、月々の返済額を高く設定すれば返済期間を短くすることもできますが、日々の生活費や急な出費のことも考えると固定費は安くしておきたいところです。
住宅ローンの借り入れ額や返済期間は、ライフプランをしっかりと立てたうえで決めましょう。
まとめ
今回は、マイホームの購入を検討中の方に向けて、住宅ローンを頭金なしで借りるメリット・デメリットを解説いたしました。
頭金なしで住宅ローンを利用するメリットは、現金を手元に残したうえで欲しい家がすぐに買え、住宅ローン控除を活用できる点です。
反対にデメリットは、住宅ローンの審査が厳しくなり、適用金利が上がる可能性や返済期間が長くなる点です。
ぜひ、この記事を参考にマイホームの購入をご検討ください。
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